取引の基本原則

証券取引所に集められた注文は、定められたルールに従って約定されます。この基本原則は非常にシンプルで、時間優先の法則と価格優先の法則の二つです。

 

 

時間優先とは、先に注文を入れたものから約定する事を意味します。寄りの前から注文を入れる投資家は多くいるのですが、これはできるだけ早く約定することを目的としているからです。

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価格優先とは、買い注文の場合にはもっとも安い売り注文と約定し、売り注文の場合には最も高い注文と約定するというものです。例えば、売り注文として120円の売りが10株と、130円の売りが20株あった場合、これに対して成行の買い注文を20株だけ入れると、まず120円の10株と約定し、そしてさらに130円の10株と約定します。このようにして、買い注文は安い方の売り注文と約定することになるのです。売り注文の場合にはこの逆になります。成行注文では価格を指定しませんから、価格優先の法則に従った場合には、もっとも優先順位が高くなります。

 

 

ザラ場ではこのような方式がとられるのですが、寄りと引けでは板寄せ方式が行われますから、これとは少し異なります。できるだけ多くが約定するように、価格が決定されることになります。

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