Author Archive

上場制度について

 

上場制度が定められたことによって、取引所で取引をすることができるようになりました。株式を上場するためには一定の基準をクリアしなければなりません。この基準は市場によって異なっています。上場していれば、その市場の基準をクリアしていることになるのですから、上場しているだけで一定の規模のある会社であることが分かります。

 

 

そのため、基準の厳しい市場に上場しているだけで、会社の宣伝になります。日本で言えば、現在のところは東京証券取引所の一部市場がもっとも厳しい基準が定められています。そのため、上場するのは難しく、上場できれば「一部上場企業」と呼ばれてステータスとなるのです。また、上場を維持するのにも基準がありますから、上場していると言うこと自体が信用を集める事になると言えるでしょう。

 

 

東京証券取引所の一部市場は日本でもっとも厳しいのですが、世界で見ればもっと厳しい基準を設けている証券取引所もあります。もっとも厳しいのがニューヨーク証券取引所で、上場できるのはグローバルに展開する一部の企業だけです。日本の企業の中にもニューヨーク証券取引所に上場している企業はいくつかありますが、それだけでも会社の信頼性を高めることができると考えられます。

biyou03_l

上場廃止の条件

証券取引所に上場している株式が上場廃止になる条件はそれぞれの市場で異なります。例えば、東証一部の場合には、まず株主の条件があります。株主が400人未満になると廃止されることになります。流通株式数については、2,000単位未満になると廃止になります。また、時価総額にも基準があって、5億円未満になると廃止されます。流動性比率については5%未満になると廃止になります。

 

 

このように、いろいろな基準が設定されているのですが、これはつまり上場して取引が行われるのに適しているかどうかが問われていると言えるでしょう。株主について400人以上であることが求められるのですが、もしも例えば株主が5人くらいしかいなかった場合を考えてみれば、公正な取引ができるとは言えないでしょう。流通株式数についても、あまりにも少なければ公正な取引ができると考えにくいですから、一定の基準が定められているのです。

biyou02_l

 

東証一部は、日本ではもっとも厳しいですから、上場維持できていることで企業の規模が大きいことを示すことができます。世界的に見ればニューヨーク所見取引所がもっとも厳しいですから、上場を維持できるだけで大企業であることをアピールできるのです。

株を買うときに持っておくと良い知識

biyou01_l

 

株を買うことはリスクを伴いますが、ある程度の知識を持てば大きな損失を伴うことがなく、うまく運用できるものです。

 
最初に必要なことは自分にとってすぐに使うお金ではない余裕資金で購入することです。
余裕資金であれば長期的運用が可能になります。いくら企業の業績がよく、将来有望でも価格は機械的に動きません。

 

なぜか、いろいろな外的要因により、適正価格より低い取引が行われることがよくあります。その逆もしかりで、適正価格よりも何倍も高い価格で取引されることもよくあります。この価格がいつ上昇するかは予想がつきません。一月先かもしれませんし、一年先かもしれません。そのため、お金が必要になって、損失を伴って売らざる負えないことが起きないためにも余裕資金で長期保有の方が良いと言えます。

 
あと、短期的にみると、1ヶ月で10%以上も下落したときに、焦って売ってしまう投資家がいます。ここは冷静に投資先の企業の業績を確認して、問題がなければ、売る必要はないです。1ヶ月で10%以上も下落することもあれば、1ヶ月で10%以上も上昇することもよくあります。

 
長期的運用が良いと言いましたが、企業にとって致命的な出来事(粉飾決算や刑事事件に関わるなど)があれば、すぐに売るように経済ニュースのチェックを怠らないようにすることは絶対条件です。

証券取引所が持つ役割について

証券取引所では株式の売買が行われるのですが、なかったとしても個人間で売買を行うことはできます。現に、未公開株については個人と個人の間で取引が行われています。ですから、なくても良いと考える人もいるようですが、実はそうではありません。いろいろな役割があるのです。

 

 

まず、取引相手を探すことができます。個人で株式を売ろうと思った場合には、買ってくれる人を探すのは大変でしょう。買おうと思ったときにも売ってくれる人を探すのは大変です。大企業の株式なら相手を見つけることができる場合もありますが、流通量が少ないものであれば自分で探すのは至難の業です。取引所では多くの投資家が売買を行っていますから、取引する相手を探しやすいというメリットはあります。

 

 

次に、公正な取引ができるというメリットがあります。上場するためにはいろいろな基準を満たすことが必要です。ですから、上場している企業については、公正な情報を得ることができるというメリットがあるのです。いろいろな規制があって、それらをクリアしているからこそ安心して取引ができると言えるでしょう。

 

 

他にも、取引を集計することによって経済の規模を知ることができるというメリットがあります。

xf1925061796l

取引の基本原則

証券取引所に集められた注文は、定められたルールに従って約定されます。この基本原則は非常にシンプルで、時間優先の法則と価格優先の法則の二つです。

 

 

時間優先とは、先に注文を入れたものから約定する事を意味します。寄りの前から注文を入れる投資家は多くいるのですが、これはできるだけ早く約定することを目的としているからです。

xf1615028776l

 

価格優先とは、買い注文の場合にはもっとも安い売り注文と約定し、売り注文の場合には最も高い注文と約定するというものです。例えば、売り注文として120円の売りが10株と、130円の売りが20株あった場合、これに対して成行の買い注文を20株だけ入れると、まず120円の10株と約定し、そしてさらに130円の10株と約定します。このようにして、買い注文は安い方の売り注文と約定することになるのです。売り注文の場合にはこの逆になります。成行注文では価格を指定しませんから、価格優先の法則に従った場合には、もっとも優先順位が高くなります。

 

 

ザラ場ではこのような方式がとられるのですが、寄りと引けでは板寄せ方式が行われますから、これとは少し異なります。できるだけ多くが約定するように、価格が決定されることになります。

立会日と取引時間

 

shutterstock_97489289以前は、株式・商品等の取引所では、取引所会員の市場代理人が取引所の一角で場立を行って取引を行っていましたが、現在ではコンピューター取引によって、その必要性がなくなったのは記憶に新しいです。立会とは主にその取引を行う上での場立のことを言いましたが、現在でもその名残として立会日という用語が残っています。

 

 

その意味については市場が開かれる日にちのことを言い、土・日・国民の祝日、年始3日間及び12月31日以外の日のことを言います。つまり、取引所が休業する日以外の日のことで、市場が開かれて取引を行うことが出来る日となります。

 

 

なお取引所によっては、年間を通じての取引が出来る日にちを定めたカレンダーを発行していることもあり、ネット上でも公開されています。そして取引時間とは、文字通り取引が出来る時間のことを言い、東証であれば午前立会、午後立会の二つの二部構成となります。午前立会を前場とも呼び午前9時~午前11時30分までのことを指します。そして、昼休憩を1時間を挟んで午後立会を後場とも呼び午後0時30分~午後3時までのことを指します。

 

 

つまり取引時間内においては、売りや買いによって株式の取引が成立する約定が出来る時間帯と解釈され、株価の値動きが発生する時間帯であると言えます。

証券取引所での取引の流れ

取引所取引をするためには、まず取引所で取引のできる取扱業者を選ぶ事が必要です。通常は証券会社が取扱会社となっていますから、証券会社に口座開設をすることは必要です。取引所の会員となっている証券会社に口座を開設すれば、その証券会社を通して取引を行うことができます。これが流れの中で最初にすることです。
証券会社では取引を行う商品ごとに口座を開設しなければならない場合が多いですから、その場合には口座開設の手続きを行います。そして、次に入金をする事が必要となります。窓口で入金できる場合もありますが、振込を用いる事が多いです。ネット証券では基本が振込となっています。
入金ができれば、次は具体的な取引が必要となります。株式の場合には、入金できればすぐに買うことができるでしょう。相場が開いている時間であれば、注文をすればすぐに手に入れる事ができます。投資信託などの場合には約定する時間が決まっていますからすぐに買うことができない場合もあります。商品によって実際に購入できる時間は異なっています。新規公開などの場合には、さらに時間がかかることもありますし、債券の新規発行の場合にも募集期間が設定されて時間がかかることもあります。kz0010004348l

取引所取引の仕組み

取引所取引とは、取引所で行われる取引を指します。その仕組みは難しいものではなくて、すべての注文が一旦取引所に集められます。個人投資家が取引を行うときには、取引所に直接注文を出すことはできません。ですから、取引所の会員となっている証券会社などの取扱会社を通さなければなりません。ですから、取扱会社などに口座開設をして入金することが最初に必要となります。

gf1950145872l
個人投資家が取扱会社に対して注文を出せば、取扱会社を通して取引所へ注文が伝えられます。そして、取引所で売り注文と買い注文とが組み合わされて約定します。基本的にはこのような流れになっていています。

 
現在ではインターネットで取り引きをすることは多いでしょうから、例えば自宅のパソコンから注文を送れば、その情報はネットワークを通じて証券会社のサーバに伝えられます。そして、証券会社のサーバーから取引所のシステムへと注文が伝えられます。取引所のシステムでは、これらの注文を集めて注文を約定していきます。ネットワーク回線が高速になったことによって、ほぼリアルタイムに行われているのですが、注文は取引所へ直接出されるのではなくて、取扱会社のサーボを一旦経由しています。

証券取引所の仕組みとは

gf1940270332m

 

証券取引所は、様々な証券の取引を約定させるシステムを持っています。具体的な仕組みについてですが、これには投資家と証券会社とが登場します。投資家は証券会社に注文を出します。そして証券会社はその注文を合計して取引所へと送ります。取引所では一定のルールに基づいて買い注文と売り注文とを組み合わせて、売買を成立させています。1秒間に1,000回以上行われているのです。

 

 

過去には、取引は人と人とが成立させていました。証券会社の担当者が取引所の担当者と取引を行っていたのです。ですから、証券会社で働くためには体力が必要だったのです。

 

 

しかし、最近では多くの取引所で電子化が行われています。インターネットとコンピュータの技術が普及したことによって、これが可能になったのです。そのため、投資家が注文を出せば、証券会社のサーバーで処理されて、すぐに取引所のサーバーへと注文が送られます。このようになっていますから、ほぼリアルタイムに注文は処理されるのです。注文を出せば、ほとんどタイムラグを感じずに注文が約定することは、すでに多くの人が知っているでしょう。すぐに処理はされるのですが、一旦証券会社で注文が集計され、それをもとにして取引所に注文が出されています。